2015年11月13日

本物の投票箱、投票用紙で投票する生徒=12日、県立流山南高校
来年投票権を得る高校3年生に選挙を体験してもらおうと、流山市選挙管理委員会は12日、県立流山南高校(高橋一博校長)で模擬市長選を行った。
ショッピングモールを造り便利な生活を掲げる便利党の「さとう」、子育て世代の増加を図る発展党の「すずき」、老後も安心な街づくりを目指す「たかはし」、防災に力を入れる「たなか」の4氏が立候補した選挙を想定。候補者役の生徒が公約を語るビデオを上映し、生徒が実際の投票用紙で投票箱に投票した。
小林拓史君(18)は「自分の町が便利になるのはいいな」と投票。当日有権者数273人、投票者数257人、投票率は94・14%。さとう候補が117票で当選という結果になった。
将来性を投票のポイントにした山田姫菜乃さん(17)と山崎紗愛さん(18)。「ちょっとウキウキして面白かった。選挙に行きます」と声をそろえた。