「生きた教材」に親しむ 神崎中学校(神崎町) 【NIE報告 県内実践校の取り組み】

 神崎町は、利根川下流域の水郷・稲作地帯にあります。県内一小さい町、神崎町の、ただひとつの中学校が神崎中学校です。戦後68回の卒業生を数えますが、現在は173人の生徒が学んでいます。

 本年度、NIE推進の実践校として指定を受け「生きた教材」として新聞を活用し「新聞に親しむこと」に取り組んでいます。

 各学年フロアに新聞コーナーを設け、複数の新聞を閲覧できるようにしています。また学級活動の時間に、生徒が日替わりで新聞記事を紹介する活動等を行っています。

 教科や道徳の指導では、関連する新聞記事を適宜取り入れ、幅広く学習に活用しています。また学習のまとめに、壁新聞や「はがき新聞」等、新聞型式のレポートを作成し、表現力の向上に生かしています。

 圏央道神崎インターの開通や、地元「道の駅」の開業など、地域の新聞報道も増えているこの頃、新聞に親しみ、その役割や良さを気付かせていきたいです。