2015年02月10日
流山おおたかの森高校は、今年度からNIE実践校の指定を受け、主に地歴公民科の授業で展開している。1年生へのアンケートによると、新聞を毎日読んでいる生徒が3割にとどまっており、まずは新聞に慣れ親しむ取り組みから行っている。
廊下にはその日の新聞が掲示され、比較できるようになっている。授業では冒頭10分間で、指定された記事を読んで意見を書き、社会への関心を高めている。また、気になった新聞記事の1分間スピーチを行い、その記事の感想は次の担当の生徒が述べるというスクラップリレーを行い、多面的なものの見方を身に付ける。
衆議院の解散後は、党代表の公示後の第一声や各政党の政策を新聞から抜き出して表にまとめ、争点となりそうなテーマについて、新聞記事をもとに主体的に考え、議論した。投票日前には全校生徒で模擬投票を実施し、将来の有権者としての自覚を高めている。