所在地 | |
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柏市松ケ崎884-1 | |
交通 | |
JR常磐線・東武野田線柏駅から徒歩約20分。または西口から東武バスイースト「若柴循環」で「須賀」バス停下車、徒歩約5分。 | ホームページ |
http://www.kashiwachuo.ed.jp/ |
「初志貫徹」を胸に刻んで
柏中央高校は柏市のほぼ中央の松ケ崎に昭和56年春、開校しました。地名にちなんで校章はカシワとマツの葉を組み合わせたデザインになっています。3本の松葉は初志を曲げない粘り強さを表し、柏葉は忍耐と確実を表現しています。
校訓は「初志貫徹~ゆっくりと 一歩一歩 確実に~」。「高い志を持ち、夢に向かって最後までがんばる」をテーマに生徒の進路実現と豊かな人間性を育成することを目標にしています。校風は、生徒自身が学校の特徴を「真面目」と答えるほど、生徒全員がきちんとした学校生活を送り、互いに磨き合い、高め合う落ち着いた学校です。
生徒のほぼ全員が大学などへの進学を希望する進学校です。また、朝のDVD講座や進学補習、小・中学校でのインターンシップなど、様々な進学プログラムが実施されています。さらに、全校生徒による全科目の授業評価が年2回実施されるなど、積極的に授業改善に取り組まれています。
また、福祉教育推進指定校(平成26年度~27年度)および人権教育推進指定校(平成27年度~平成28年度)に指定され、現在も地域と連携したボランティア活動などの体験学習も積極的に行われています。
部活動も盛んで、八割を超える生徒が入部して、活発に活動しています。県大会や全国大会で活躍する部も目立ち、今年度は陸上部と科学部、放送部が全国大会に出場しました。科学部は全国高等学校総合文化祭の自然科学部門の研究発表で生物部門の最優秀賞を受賞しました。
生徒のエネルギーが全開するのが柏王祭。文化の部・体育の部に一致団結して青春をおう歌します。
地域から愛される学校に
柏中央高校は地域から愛される学校を目指して、地域と連携した活動が盛んです。その一つが朝の「思いやり登校」です。国道6号・16号の幹線道路を横断して千人を超える生徒が登校しますが、「自転車通学の生徒は始業10分前までに登校すること。徒歩の生徒は、幹線道路の歩道橋を利用することこと」と決められています。
交通安全はもとより、周辺の交通渋滞を招かないようにとの思いやりの行動です。こうした姿が地域から信頼され、柏警察署からは「自転車盗難抑止対策推進モデル校」の指定を受け、交通安全委員会が柏駅構内で啓発活動を行っています。
地域に開かれた高校へ、開放講座も積極的に開催されています。今年は日本史担当教師を講師に、糸紡ぎ、染め、機織りを体験してテーブルセンターを製作する講座が10日間にわたって行われ、参加した地域の人々が手作りの楽しさを味わっていました。
今年で23回目を迎える手賀沼エコマラソンの裏方の仕事も、代々の生徒に引き継がれてきました。サッカー部員らが参加者にバナナを手渡したり、荷物預かりなどを引き受けます。東日本大震災の際には、会場で募金活動もしました。
目標に向かって日々努力 生徒会長・荒木寛人
柏中央高校の校訓は「初志貫徹~ゆっくりと 一歩一歩 確実に~」です。柏中央生は自分で立てた目標に向かって、日々努力をしています。柏中央高校が落ち着いた校風だと言われる所以はここにあると思います。
落ち着いていると言っても、静かという訳ではなく、礼儀正しく、節度ある行動ができている人が多いと思います。簡単に言えば「普通のことが普通にできる人」が多いということです。「挨拶をする」や「人の話を聞く」など当たり前のことです。あなたはできますか?
校長の声
三木千恵子校長 柏中央高校は創立以来、確かな学力の定着ときめ細かなキャリア教育により、生徒の進路希望の実現を図ってまいりました。
現在本校では、幅広い教養を身に付け、自らの人生を切り開く不屈の精神と豊かな人間性を持った生徒の育成のため、様々な取り組みを行っています。
これからも本校の良き伝統を受け継ぎながら、職員一同一丸となって生徒の教育に取り組んでまいります。