所在地 | |
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市川市東菅野2-17-1 | |
交通 | |
JR総武線・都営新宿線「本八幡」駅、または京成本線「京成八幡」駅下車、徒歩約15分。 | ホームページ |
http://www.showa-gkn.ed.jp/js/ |
豪州で1週間の語学研修
「チーム昭和」が生徒たちの合言葉です。意見を出し合い、お互いを尊重しつつ同じ課題に取り組むことをモットーにしています。
日本の従来の教育にあった知識の伝達・注入を中心にした授業ではなく、生徒が主体的に問題を発見し、解決法を見出していくアクティブラーニングが採用されています。
特に強化を図る英語では、来年度の一年生から授業はすべて英語で行うアクティブラーニングに取り組みます。2年生では国内イングリッシュキャンプ、3年生になると、集大成として1週間のオーストラリア語学研修旅行を実施します。3年生全員が現地の家庭でホームスティし、高校や大学で語学研修に励みます。
来年度からは中学生全員にIpadが貸与され、ICTを利用した学習が行われます。すでに今年度から一部導入され、授業をはじめ様々な学習活動に活かす試みがスタートしています。
建学の精神である「明朗で健康、自主性に富み、謙虚で個性豊かな人間」を育てるために、充実した図書館が設けられています。「学校の中心に図書館を」という伊藤一郎第2代理事長・学院長の信念に基づいて、前校舎の時代からキャンパスの中心に独立した図書館がありましたが、2010年に新設された校舎でも中心に図書館が据えられ、6万7千冊の蔵書を備えたメディアセンターとしての役割を果たしています。
「休み時間にも気軽に立ち寄ることができ、とても便利」と生徒に好評。図書館の中の階段を上ると、上のフロアは自習室になっていて、国語や社会などの学習や学校行事、校外学習の事前学習にも利用されます。
スポーツにも力が入れられています。なかでもソフトテニス部の活躍は目覚ましく、今夏、白子町で行われた全日本ジュニア大会ではチャンピオントーナメントで男女とも優勝するなど、団体8カテゴリー中、7つの金メダルを獲得しました。
また、新体操、女子バスケット、水泳などが全国レベルで活躍しています。
書評合戦でチャンプ本決定
毎朝、始業前の20分間は「朝読書」をするのが慣例となっています。1学期はそれぞれが好きな本を読む乱読、2学期と3学期は全教科の教師が推薦する百冊の中から関心のある本を選んで読みます。
教師による推薦本のリストは「書の旅、羅針盤」として生徒に配布されますが物語、小説、詩集、スポーツ伝、社会派ドキュメンタリーなど、幅広いジャンルの本が網羅されています。
読書の後、読んで面白かったり、感動した本を人に勧めるビブリオバトルが行われます。「ビブリオ」は書物などを意味するラテン語由来の言葉で、ビブリオバトルとは立命館大学の谷口忠大准教授が考案した、ゲーム感覚を取り入れた「書評合戦」です。
各々の生徒が本を紹介し合い、もっとも読みたいと思う本を投票で決める催しで、プレゼンターと呼ばれる推薦人は質疑応答やディスカッションにも応じなければなりません。
国語の授業に組み込みまれ、1学期にはグループ単位で、2学期にはクラス単位で行い、クラスの代表者は年度末に記念ホールで行われる生徒会主催の全校ビブリオバトルに出場し、「チャンプ本」が決まります。
皆が楽しく過ごせるように 生徒会中学校委員長
生徒会は、学校のみんなが楽しい毎日を過ごせるようにするのが役割です。
いろいろな意見をまとめて、学校がどうしたら良くなるか考えるのは、自分を磨く絶好の機会です。将来に絶対役立つ経験ができていると思います。
校長の声
大井俊博校長 昭和学院は、「知」「徳」「体」のバランスのとれた全人教育を目指し、将来、さまざまな分野のリーダーとして活躍できる生徒の育成に励みます。
本校が求める生徒像は3つあります。(1)自ら考え、自ら学び、自ら行動できる生徒(2)高い志を持ち、学習やスポーツ、文化活動に励む「文武両道」を目指す生徒(3)自らを律することができ、人を思いやることのできる人間性豊かな生徒です。
中高一貫教育校である本校では、中学3年間で生徒一人ひとりが自分で考え、学び、行動できるなど、今後の人生を豊かにするための基礎固めを目指します。
学習面で特に大切なのは、教科を嫌いにさせないこと。勉強に対する興味・関心を高め、部活や行事に積極的に参加する、何事にも一生懸命に取り組む姿勢を育てます。確かな基礎力を養い、高校3年間での飛躍的な成長に備えます。