所在地 | |
---|---|
市川市東菅野2-17-1 | |
交通 | |
JR総武線・都営新宿線「本八幡」駅、または京成本線「京成八幡」駅下車、徒歩約15 | ホームページ |
http://www.showa-gkn.ed.jp/js/ |
「チーム昭和」の仲間たち
昭和15年に「昭和女子商業学校」として開校し、今年で創立76年目を迎えます。この間、昭和学院中学校、続いて高等学校が開校しました。長く、女子教育の府としての使命を果たしてきましたが、平成15年に中高一貫の男女共学校になりました。
70周年を記念して平成22年に新しいキャンパスが完成しました。淡いオレンジ色を基調にした校舎は青々とした芝生に囲まれ、同年、市川市の景観賞を受賞しました。
「明敏謙譲」が建学の精神で、明朗にして健康、自主性に富み、謙虚で個性豊かな人間育成が目指されています。広々としたキャンパスで学ぶ生徒は、相手を思いやる気持ちにあふれた温厚で素直な生徒ばかりです。
中学から進学した生徒と高校から入学する生徒は、4月に実施される2泊3日のフレッシュマンキャンプを経て一体となり、「チーム昭和」として3年間を共に過ごすかけがえのない仲間となります。
学習やスポーツ、文化活動に励む「文武両道」が目指され、スポーツ分野の活躍も注目されています。卒業生がリオ五輪で日本代表として活躍した新体操部、インターハイで優秀な成績を残している女子バスケットボール部やハンドボール部、ソフトテニス部、水泳部のほか、文化部も全国レベルで活躍しています。
キャンパスに創立者伊藤友作先生の旧私邸が建っています。大正年間の建造物で登録有形文化財として文化庁から指定を受けている建物です。真間川を挟んで幼・小・中高・短大からなるキャンパスの中央に曳家工法で移築されました。現在は茶道、華道の課外活動や、百人一首大会など各種行事に活用されています。
アイデア満載の「桜和祭」
「桜和祭」としてスタートして3年目となる昭和学院中学校・高等学校の文化祭が、10月1日(土)、2日(日)の2日間開催されました。
今年の桜和祭のテーマは「黄金時代~最も盛んな俺たち~」。文武両道を目指す昭和学院の生徒一人ひとりがそれぞれの場所で、その持っている力を大いに発揮して欲しいという願いが込められています。
「未来」をテーマにしたオブジェが中学生の協力で制作され、ダリの「記憶の固執の崩壊」をテーマにした美術部の壁画作品がエントランスホールに飾られました。
メインアリーナでは吹奏楽部の心躍るような演奏、ダンス部、バトン部、軽音楽部などの明るく元気のある優雅な演技が披露され、夏のインターハイで団体準優勝を果たした新体操部の演技も行われて、多くの来場者を魅了しました。
「We are the one」をテーマにした各会場では、展示を楽しむ子ども連れの来場者であふれていました。高校1年生はお化け屋敷や宝探しなど各クラスのアイデア満載の楽しい活気に満ちた企画ぞろいで、教室の前には行列ができるほどでした。高校2年生は模擬店、縁日、フードコートを開店し、多彩なメニューは売り切れが出るほど大好評でした。
自分たちで作り上げる魅力 生徒会長・齋藤啄摩
学校全体とても明るく活気に満ち溢れています。先生方との距離も近く、毎日楽しく学習や行事などに取り組んでいます。
イベントが盛んな本校では私たち生徒会は責任ある役割です。生徒全員が主役となるイベントの企画・運営、特に桜和祭の企画はゼロから自分たちで作り上げられる点が大きな魅力。
話し合ってみんなの意見をまとめる経験は、大変ですがとても勉強になります。生徒会、部活、学習と毎日やることが多いですが、充実したスクールライフを送っています。
校長の声
大井俊博校長 本校は全国大会で毎年活躍する女子バスケットボール部、新体操部を筆頭に、スポーツ強豪校としても知られています。今年もインターハイに86名の優秀な選手を送り込みました。文化部も多くの大会で好成績を残しています。
本校の生徒たちはのびのびと学び、部活動にも励み、明るさと素直さに満ちています。私たち教師とも元気に挨拶を交わす素直な生徒たちに、無限の可能性と潜在能力の高さを感じています。より高いレベルでの文武両道、進学指導体制の組織的な構築などに、教師が一丸となって「チーム昭和」として取り組んでいます。