所在地 | |
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松戸市新松戸北2-14-1 | |
交通 | |
JR武蔵野線・つくばエクスプレス南流山駅から徒歩12分。JR常磐線・武蔵野線新松戸駅から徒歩17分。 | ホームページ |
http://www.chiba-c.ed.jp/kogane-h/ |
和の精神、日本刀に学ぶ
県立小金高等学校は、昭和40年4月に開校し、今年で創立52年を迎えました。「誠実和敬」を学校生活の信条とし、質実剛健・積極精進の気風を発揚して、気品ある校風の樹立に努めるとともに教育内容の充実に重点を置くことを実践目標として掲げています。
校章はしのぎ(日本刀の刀身の峰に沿って、線をなしてもりあがっている部分)を図案化して象徴したものです。「しのぎ」は「凌ぎ」の意味も表していて、しのぐ、がまんする、乗り越えるという意味を持ち、刃で敵を倒すのではなく、しのいで敵の刃をかわすという和の精神の基であると言われています。
校章には、和の精神を基として、耐え忍び、困苦をのりこえて建設するという創造の意欲を持つ小金生への期待が込められています。
「小金マニフェスト」として、質の高い授業や朝自習などによる「学力の向上」、進学補習や計画的な進路学習による「希望進路の実現」、近隣事業所へのインターンシップ等を盛り込んだ「キャリアデザイン」、四大行事や部活動を通じた「充実した高校生活」の4つの柱が定められています。
また、本年度から普通科を改編し、県内初の「進学を重視した総合学科」が設置されました。「人文国際」「数理科学」「医薬看護」「芸術文化」の4系列を軸に、生徒の多様な進学希望に対応した、より細やかな、より専門性を高めたカリキュラムが組まれています。
総合学科の多様な選択科目の授業に対応するため、最新の視聴覚機器やICT機器を備えた総合学科棟の建設も進んでいて、今年度末には完成予定です。
森のホール21で合唱披露
「自主・自律」を合言葉に生徒の自主性を重んじる自由な校風で、生徒同士がお互いを磨き合い、高め合う闊達な雰囲気にあふれています。
「行事の小金」。そう呼ばれるほど、小金高校は行事が盛んです。その中心となるのが、生徒主体で企画・運営される四大行事です。
四大行事の中で、最も特徴的なのが6月に行われる合唱祭です。松戸市の森のホール21を会場とし、各クラスが精一杯練習してきた曲を披露します。勉強や部活動で忙しい中、朝早くにクラスで集まったり、放課後も合間を縫って集まったりして、一生懸命練習に取り組んでいます。
また、合唱祭前には各学年の同じクラスナンバーの生徒がお互いの発表を聞き合うシスター交換会を実施し、学年を超えた交流の場ともなっています。各クラスは曲想に合わせた衣装を製作し、合唱に彩りを添えています。
合唱祭の他にも、新クラスで初めて迎える行事である5月の球技祭や、毎年多くの来場者を迎えて行われる文化祭、多種多様な種目で盛り上がる体育祭(いずれも9月)といった行事があり、小金高校にとっては欠かせないものとなっています。
変化の中で変わらぬもの 生徒会長・三浦央稀
昨年創立50周年を迎え、今年度から総合学科と2学期制が導入されるなど、変化の中にある小金高校ですが、その中でも変わらないものがあります。それは、小金生の「自分のやりたいことを見つけ、それにとことん取り組む姿勢」です。
質の高い環境の中で取り組まれる勉学や、多種多様な部活動、一から生徒の手で作られる行事、活発な生徒会活動のほか、校外での活動の中から「自分のやりたいこと・輝ける場所」を見つけ、これらの中のどれか1つにとどまらず、積極的に多くの経験をし、3年間で大きく自分を成長させています。
校長の声
足立欣一校長 今年創立52年目を迎え、県北西部の進学校の一つとして着実に進学実績も向上し、近隣中学校からの評価も得てきたところです。
さらに、「進学を重視した総合学科」が開設され、多彩なカリキュラムの中、少人数・多展開授業が可能な総合学科棟10教室も建設中です。
学校目標の第一に学力の向上を掲げ、生徒個々の進学希望に対応できるよう日々の授業を大切にし、目標実現に向けての指導を行なっています。毎日の学習活動では、単なる知識・技能の習得に終わることなく、常に課題意識を持ち、自分で考え、自分の意見を持ち、それらを発表する力など、実社会で必要とされる力の育成にも重点を置いています。
また、本校では、規律と責任を重んじた「自主・自律」の校風の下での生徒の自発的・主体的な活動が特徴で、「球技祭・合唱祭・文化祭・体育祭」などの生徒会行事や全国大会、関東大会にも出場している文化部、運動部があり、各部活動とも積極的に活動しています。生徒は明るく生き生きと学校生活を謳歌しています。
今後とも、生徒が知性を磨き社会で逞しく生きていく力を身に付けられる教育活動を推進して、生徒・保護者・地域から信頼される学校づくりに努めていきます。