所在地 | |
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千葉県松戸市新松戸南2-124 | |
交通 | |
JR常磐線新松戸駅下車、徒歩20分。 | ホームページ |
http://www.matsudo.ed.jp/smtds-j/ |
「挨拶」「歌声」「行事」大切に
新松戸南中学校は昭和54年4月に松戸市立第三中学校及び小金中学校から分離開校しました。今年で38回目の開校記念日を迎え、昨年度末には卒業生が1万人を越えました。今年度は各学年5学級の計15学級、全校生徒517人でスタートしました。
学区は常磐線とその西部を平行して流れる坂川に挟まれ、新松戸・小金三村新町と馬橋地区の一部にまたがる一帯の新興住宅地であり、地域とともに発展してきた学校です。
「正しい判断力と実践力を持つ生徒の育成」、「社会性・創造性に富み、心豊かな生徒の育成」、「主体的に学習に取り組み、知性あふれる生徒の育成」の3つのスローガンのもと、「大人になるための学校」の使命を果たすことを目標にしています。
校内にはマナーゾーンが設けられ、場面に応じた挨拶や行動がとれるように取り組んでいます。毎日の日課に「10分間の朝読書」や「20分間の新南タイム」が設けられていて、基礎学力の定着や思考力、コミュニケーション力の育成に力が入れられています。
生徒たちは、先輩から受け継いだ伝統の「挨拶」「歌声」「行事」を3本柱に日々活力ある学校生活を送っています。行事には全力で取り組み、部活動の取り組みも熱心で多くの運動部で県大会出場を果たしています。
特にサッカー部と女子卓球部は昨年度関東大会に出場するなど輝かしい成果を残しました。文化部の管弦楽部と合唱部も地域の行事への参加や近隣の保育園、小学校との交流を積極的に行い、地域に貢献しています。
「新南最高!」を合言葉に
新松戸南中学校は伝統的に「新南(しんなん)」と呼ばれることが多く、生徒、職員ともにとても気に入っています。
本校の取り組みの中で自慢できることの一つに「行事」があげられます。特に盛り上がるのは「新入生歓迎会」、「体育祭」、「合唱祭」、「予餞会」の4大行事です。生徒会総務を中心に、全校生徒が本気で取り組み、感動し、そしてひとつになれる行事だと実感しています。
5月に行われた体育祭では、全校が赤組と白組に分かれ、優勝と応援賞の獲得を目指し、熱い戦いを繰り広げました。応援団を中心とした競技、演技、応援は見ている人たちに感動を与えてくれました。汗と涙の体育祭、まさに「新南最高!」でした。
他にも「最優秀賞」を目指して取り組む「合唱祭」、3年生に感動を与える「予餞会」、どの行事も最後には全校生徒で「新南最高!」と大きな声で叫び、お互いの頑張りを讃え合います。
「新南最高!」それはこれからもずっとずっと、新松戸南中学校の引き継がれていく合言葉です。
全力で楽しみ、盛り上がる 生徒会長・大内ほのか
私たちの新松戸南中学校は、明るく、挨拶や部活動がさかんで、学校行事も、生徒会行事も普段の学校生活も全力で楽しみ、全力で盛り上がる、とても良い学校です。
今の新南中があるのは、これまでの先輩方がつくりあげてきた伝統があるからです。その意志を受け継いだ今の新南中生は、リーダーを中心に一人一人がもっと新南中をよくしようと努力しています。特にリーダーは、人の何十倍も努力して頑張ってみんなのことをリードし、みんなも誰一人手を抜かずにどんな時でも協力し合っています。だからこそ本気になれて、本気で楽しめます。
行事の最後は新南中生全員でいつも「新南最高」と心から叫びます。これからも全員が「新南最高」と心から言える学校を、生徒全員でつくっていきます。
校長の声
宇佐見郁夫校長 学校の運営についての資料の中に「生徒指導の視点」という項目がありました。項目の名前も内容もちょっと今まで私が勤務した学校では見たり聞いたりしたことのないものでした。その視点というのは『大人になるための学校の使命を果たす』というものでした。中学校を卒業するまでに、教員は何をすべきなのか。『大人になるための学校』で生徒は何を学ぶべきなのか。大きなテーマですが、この『大人になる…』を見たとき、とても分かりやすいと思いました。そしてこれを引き継いで今日まできているのです。具体的には、学習面・生活面で、それぞれの力をつけて、高校で、社会で中学卒業として恥ずかしくないようにすること、生徒はそのようになることです。
本校では、この視点を先生方にも、地域の方にも、そして生徒・保護者の皆さんにも話しています。日々生徒の様子を見ていると、本校のこのわかりやすい目標の効果が出ているのではないかと自負しています。