所在地 | |
---|---|
成田市伊能125 | |
交通 | |
JR成田駅・京成成田駅から千葉交通バス佐原粉名口行き「伊能二区」下車、徒歩5分。 | ホームページ |
https://www.city.narita.chiba.jp/edu/jhs-taiei/index0000.html |
合言葉は「一生懸命日本一」
大栄中学校は、昭和22年創立の旧昭栄村の昭栄中と旧大須賀村の大須賀中の2校が、昭和30年に両村の合併により大栄町となったあと、昭和58年に統合して開校しました。その後、平成18年3月27日に市町村合併により校名が成田市立大栄中学校となりました。
大栄中学校は、成田市の東部に位置し、学区の中央に大須賀川が流れ、畑作地帯が水田を取り巻く自然豊かな環境にあります。学区は大須賀・桜田・前林・津富浦・川上の5つからなり、通学範囲が広範囲なため、多くの生徒が自転車通学をしています。
学校のスローガンは「一生懸命日本一」です。生徒一人ひとりが何事にも一生懸命に取り組むことのできる学校づくりが推進され、学校と保護者がともに子供を育てていく「共育」によって、さらに教育効果を高め、教育目標の達成を目指します。
大栄中学校の二大行事は、体育祭と白亜祭(文化祭)です。体育祭は、赤・白・青の三色に分かれてクラスごとに競いあいます。文化祭では、合唱コンクールや文化部の発表を行います。合唱コンクールで最優秀賞をとったクラスが学校代表として地区のコンクールに出場します。昨年度は、地区のコンクールで金賞を受賞しました。
大学生の案内で修学旅行
平成19年度から年2回の資源回収を毎年行っています。大栄中の全ての学区から保護者がダンボールや空き缶等を回収し、学校に運んできてくれます。生徒と保護者と職員が協力して、分別作業やトラックへの積み込み作業を行います。
冬に行われる資源回収の時には、保護者の方たちが、豚汁を作ってくれます。冬の寒い日の作業の後に食べる豚汁は、生徒たちにとても好評です。
今年度も8月20日と1月28日に実施する予定です。資源回収の収益金は、生徒の活動費として有効に活用されています。
3年生は、毎年5月に京都方面へ修学旅行に行きます。修学旅行の2日目に行う班別学習は、地元京都の大学生に案内してもらいながら行います。
昼食は大学の食堂でとり、大学のキャンパスを見学することができます。3年生にとって修学旅行は、京都の歴史的な建造物の見学だけでなく、将来の進路についても真剣に考える時間となっているようです。
毎週水曜日の朝に、全校生徒で新聞記事の読みとりを行っています。新聞記事を読んで、その内容を要約し、記事の感想を書いています。全校生徒の感想を校長先生が読んで、コメントを書いています。生徒は、校長先生のコメントを読むのを毎週、楽しみにしています。
誰もが努力を怠らない学校 生徒会長・諸岡姫乃
私たちの学校は成田市の大栄地区というところにあり、ほぼ全員が自転車で通学しています。
大栄中学校は、明るく元気な雰囲気にあふれています。
朝夕は先生方とはもちろん、友達同士でも「おはようございます」や「じゃあね」といった挨拶が飛びかい、笑い声に包まれます。
授業では一人ひとりが意欲的に学習に臨むとともに、グループで知恵を出し合って課題に取り組む場面も多く見られます。また、毎日授業後に10分間の「ドリルタイム」という時間があり、英語や数学の基本問題を解いて基礎力を養います。短い時間だけれども、毎日積み重ねることで確実に力になることが実感できるので大切にしています。
さらに学期に1回、この時間を利用して全学年で同じ問題に取り組み、最後にテストを行い、クラスごとの成績を競い合う「学習コンテスト」というのを行っています。優秀な成績を収めると学期末に表彰されるので、どのクラスも一生懸命がんばります。
部活動は全部で11あります。人数が少なくて他校との合同チームをつくっている部もありますが、県大会に出場したり、好成績を残したりする部もあって、どの部もまじめに、熱心に活動に取り組んでいます。
学校行事にもみんな積極的に取り組み、特に体育祭では競技や応援に全員が燃え上がり、すごく熱い雰囲気に包まれます。特にクラス対抗のむかでレースはあちこちに擦り傷をつくりながら、みんな泣き言も言わず練習して、本番では、迫力のあるレースが展開されます。
「一生懸命日本一」。これは、人の能力や才能には差があるけれど、努力そのものは誰もができる、全員がその努力をしている学校にしよう、そういう思いで校長先生がおっしゃった言葉です。わたしたちはこの言葉を胸に毎日を明るく元気な中にも、規律ある生活をみんなが心がけて、楽しい学校生活を送っています。