所在地 | |
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銚子市唐子町32-1 | |
交通 | |
JR総武本線・成田線銚子駅下車、徒歩10分。 | ホームページ |
http://www.city.choshi.chiba.jp/edu/school/chochu/ |
利根川流れる広大な学区
千葉県の最東端、銚子市の中心部にある銚子市立銚子中学校は平成25年、銚子市立第四中学校と銚子市立第八中学校が統合して誕生しました。開校3年目ですが、昭和の時代に建てられた校舎が残り、歴史を感じることができます。
学区は、学校を中心にその周辺1~10キロメートルの広い地域にまたがっています。雄大な利根川が流れる学校周辺は商業地・住宅地が多く、学区の南西部には畑や田んぼが広がっています。「『知・徳・体』の調和のとれた生徒の育成」が学校の教育目標で、授業、学習に真剣に取り組み、他を思いやり、いじめを絶対に許さない生徒、また、健康で活力に満ち、自己の生き方を考え、主体的に進路選択ができる生徒の育成が目指されています。
また、地域、保護者とともに歩む学校を目指して、開かれた学校づくりが推進されています。
部活動も盛んで、さまざまな大会で好成績を上げています。今年度も体操競技部、ソフトテニス部、卓球部、剣道部、柔道部が支部を勝ち抜き、県大会に出場しています。特に体操競技部は県大会優勝、関東大会5位という成績をあげました。また、水泳では、県や関東で勝ち抜き、全国大会に出場し、上位入賞を果たした生徒もいます。
何より一人ひとりが目的意識を持ち、日々の練習に真剣に参加しています。スポーツ以外でも、ポスターコンクールや標語・作文などで優秀な成績を上げていて、そのような生徒たちの活躍を垂れ幕にし、2つの国道が交わる交差点に向けて設置して、地域の人々に知らせています。
3年生の修学旅行は福島県にでかけました。中世英国の街を再現したブリティッシュヒルズに宿泊し、外国人スタッフのもと、英語だけの生活を経験しました。チェックインから始まり、ホテルの説明やお土産の購入まですべて英語で、外国にいるような経験ができ、戸惑いながらも生徒たちはとても満足していました。
1年生は4月の後半に仲間づくりを目的として、小見川少年自然の家での1泊2日の宿泊研修を行いました。カヌー体験やフライングディスクゴルフなどの研修を通し、親睦を深めることができました。
街のバリアフリーを調査
銚子中学校では生徒たちのより自主的な行動が奨励されています。生徒会や評議員が中心となって「生活見直し月間」が設けられ、「身だしなみ見直し」、「挨拶・言葉遣いの見直し」、「聞く姿勢の見直し」に取り組まれています。
福祉まつりに参加、バリアフリーチェック隊を編成して銚子市内のバリアフリーの状況を調べ、目の不自由な方と一緒に町を歩きました。生徒は体の不自由な人の大変さを実感し、さらに健常者として何ができるかを考えました。
また、1年生が総合的な学習の時間を活用し、福祉協議会の協力を得て福祉体験を行いました。車いす体験やお年寄りの疑似体験など、普段できない体験を通して、福祉の大切さを知るいい機会になりました。
学区の小学校と協力して、「駅前ボランティア」にも取り組んでいます。銚子駅の前から中学校へ向かう通学路を中心に、ゴミ拾いや道路についたガムはがしを行っています。硬く真っ黒にこびりついたガムをドライバーで丁寧にはがす作業は大変ですが、きれいになった時の喜びはひとしおでした。
大勢の素晴らしい仲間 生徒会長・伊藤真理子
平成25年度に2つの中学校が統合して、銚子中学校が生まれました。銚子中は、利根川にかかる銚子大橋のたもとの国道沿いに位置しています。
校訓は、「強く・正しく・賢く」です。統合したために学区がとても広いのですが、その分、たくさんの仲間と出会うことができます。
私は、銚子中の仲間が大好きです。運動会では、学年を問わず一致団結し、文化祭では、クラスの絆を更に深め、一つになって合唱します。純粋で何事にも熱心に取り組みます。誰に対しても明るく、一緒にいるだけで元気になれます。
毎日が変化に富んでいて学校生活が楽しくなるのです。私は、こうした素晴らしい仲間がいる銚子中が大好きです。これから先もこの校風が生かされることを期待しています。