所在地 | |
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富里市七栄181-1 | |
交通 | |
JR成田駅から八街行きバスで富里高校下車、徒歩1分。 | ホームページ |
http://www.chiba-c.ed.jp/tomisato-h/ |
居場所見つけられる学校
富里高校は、成田国際空港の開港で発展の道を歩む地域の強い要望に応え、昭和61年に設置された富里市に1校だけの高等学校です。地域からの大きな期待と信頼を受け、「地域になくてはならない名門校づくり」を目指して活動しています。
「仁」を学校創立の礎とし、富里の地に流れる先人の血を受け継いで「開拓・協和」を校訓にしています。今年度は創立30年の節目の年に当たり、来年度、30周年記念行事が予定されています。
全日制普通科1学年6クラス、3学年合わせて18クラス規模の学校で、男子と女子の割合が半々くらいです。生徒の約40%が富里市内から、約30%が成田市から通学しており、およそ5分の4の生徒が自転車通学です。地域の生徒が通う、地域に根付いた学校と言えます。
地域との交流を何よりも大切にしています。2万人を超えるランナーの応募があるなど全国に知られている富里市のスイカロードレース大会では、生徒がスタッフとして大会をフォローします。招待選手として富里高校陸上部が出場し、優勝も経験しました。
また、富里市はジャズの町としても有名で、「ジャズフェスティバルin富里」では富里国際交流協会の支援を受け、富里高校のジャズオーケストラ部が出演しています。ジャズオーケストラ部の卒業生にはプロのジャズベーシストとして活躍している人もいます。
清掃に力が入れられ清潔な校舎で、生徒は穏やかな高校生活を送っています。生徒の進路希望は多岐にわたりますが、一人ひとりの希望が大切にされています。キャッチフレーズは「Hold on to your dream with hopefull eyes,Tomisato!(目を輝かせ、夢をつかめ、富里)」。誰もが自分の居場所を見つけられる学校です。
地域とのふれあい大切に
家庭科を選択している3年生生徒40人によってこのほど、「富高生子育てサロン」が開催されました。地域の人々とのふれあいを大切にしようと実現した初めての試みです。
参加した親子は19組。6つのグループに別れて、生徒は赤ちゃんと遊んだり、抱いたりしました。母親から出産や子育ての話を聞き、社会福祉協議会の担当者からは子育て支援の話を聞くなど、生徒にとってたいへん充実した時間になったようです。
地域とのふれあいはさまざまな機会を捉えて行われています。地元の小学生のために、生徒がボランティアとしてサマースクールの勉強をみてやったり、吹奏楽部員は小学校の金管クラブと合同練習をしています。また、書道部員は小学校で書初めの指導をします。
このほか、市民フェスタの際には生徒がスタッフとして運営に参加。産業祭りでは募金箱を手に、来場者に善意の募金を呼びかけました。市長選挙や市議会選挙が行われるたびに、手伝いにも精出しています。
理科の先生が中学校に出前授業をするなど、先生たちも地域に溶け込んでいます。こうして、富里高校は地域の人々に愛される学校として成長しています。
自然の中、落ち着いて学習 生徒会長・白坂知也
富里高校は、豊かな自然に囲まれていて落ち着いて学習できる、過ごしやすい学校です。
部活動に加入している生徒が多く、他の学校には余り見かけないジャズオーケストラ部もあります。陸上競技部、ソフトテニス部、バスケット部など多くの部活動が県大会に出場しており、良い結果を残してます。
また学習・進路面ではテスト前に先生方が補習を実施したり、進路に関しての疑問点があれば親身に相談に乗ったり、生徒の立場に立った指導をしてくださるので、とても安心できます。
修学旅行では台湾に行き、学校交流などを通して「文化の違い」を体験、台湾の高校生と話すことによって驚きや発見があり、国内の修学旅行では学べないことが多々あります。