桜林高等学校

所在地
千葉市若葉区桜木北1ー17-32
交通
JR総武線「都賀駅」から徒歩18分。千葉都市モノレール「桜木駅」から徒歩5分。
ホームページ
http://www.orin.ed.jp/

「挑戦」「変革」を合言葉に

 前身は、平成元年に開校した金剛学園高等専修学校。日本固有の武道の一つ「少林寺拳法」の理念を教育の柱に据えた商業実務高等課程の専修学校として始まり、平成12年に高等学校に改組、翌年には千葉県で唯一の昼間定時制の金剛学園高等学校として開校しました。平成17年に現校名の「桜林高等学校」に改称し、翌年、全日制普通科を開設しました。私立の全日制普通科の高校としては千葉県内で最も新しい学校です。キャンパスは歴史や自然に触れられる地域にあります。すぐ前にヘイケボタルの群生地になっている坂月川が流れ、近くには日本最大級の縄文貝塚である加曽利貝塚があります。交通の便は良く、千葉都市モノレールが学校施設上空を通っています。

 「桜木校舎」のほかに、若葉区御殿町に総合体育施設「御殿校舎」があります。QVCマリンフィールドとほぼ同じ広さの野球場、天然芝のサッカー場、3面のテニスコート、テニスコート7面の広さの多目的グラウンドが配置されています。

 少林寺拳法の教えを教育理念に取り入れ、全校生徒が体育の授業の中で学んでいます。少林寺拳法が目指す「自己確立」「自他共楽」(自己鍛錬によって頼りとすることができる自分をつくり、自分の事だけでなく他人を思いやる心を育む)を校訓に掲げています。また、この校訓のもと、生徒と教員の共通のスローガンとなっているのが「Challenge&Change」です。何事にも全力で挑戦し自分自身を向上させる生徒を育てます。「基礎学力の習得」「豊かな人間性の確立」「健全な心身の育成」が教育目標で、生きるための知識や技術以前に、人生を生き抜く自信と勇気を培うことを目標としています。

 2年生はオーストラリアに研修旅行に行きます。現地の学生と交流したり、きれいな海や砂浜で過ごし、たくさんの思い出を作ります。

少林寺拳法部、全国で活躍

 少林寺拳法の理念を教育の柱に据えた桜林高校では、少林寺拳法部が県内無敵を誇ります。

 先月、県総合スポーツセンター武道館で行われた県高等学校新人体育大会少林寺拳法大会では、出場7部門のうち6部門で優勝し、男子総合優勝、女子総合優勝、総合優勝校の3冠に輝きました。

 全国でもその名が知れ渡っており、平成27年度全国高等学校総合体育大会少林寺拳法競技大会では男子団体の部で準優勝の成績を収めました。

 書道部の活動も活発で、書の甲子園とも言われる第24回「国際高校生選抜書展」で大塚奈央さん(3年)が準大賞を獲得、第55回全国学生書道展では全国優秀賞(団体賞)のほか、大塚奈央、甲斐麻菜美さん(3年)が大賞に輝きました。

 他人を思いやる心を持った生徒が多く、県内でも珍しいボランティア部があります。地域貢献・社会貢献をしているクラブです。今年は都川ふるさとの原風景再生や、障害者と健常者の共同による「ふれあいジョイントコンサート」のボランティアスタッフを務めたほか、ごみゼロ運動、「赤い羽根共同募金」街頭募金活動に参加しました。

校長の声

 石井航太郎校長 本校では多くの生徒が部活動を頑張っています。特に少林寺拳法部と和太鼓部はこの夏、千葉県を代表して全国大会に出場しました。全国高等学校総合体育大会(インターハイ)と全国高等学校総合文化祭(総文祭)です。

 少林寺拳法部は男子団体で第2位を獲得したほか、各部門で上位入賞を果たしました。どちらのクラブも、高校に入ってから始めた生徒がほとんどです。中学生の皆さんも桜林高校で新しい何かにチャレンジしてみませんか!