所在地 | |
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八千代市八千代台西7-23-3 | |
交通 | |
京成本線八千代台駅下車、徒歩15分。 | ホームページ |
http://www.yachiyo.ed.jp/jyachinisi/ |
学校を支える「4つの柱」
八千代台西中学校は昭和50年4月1日に創立、昭和52年に第1期の卒業生が巣立ちました。社会に貢献し、未来を切り拓いていくことができる力を持った生徒を育てることを目標にしています。
学校周辺は閑静な住宅街に囲まれており、学区には日本初の大規模住宅団地である八千代台団地があります。約22000平方メートルの敷地に建つ校舎で、12学級、398人の生徒が学んでいます。
八千代台西中学校では「4本柱」をスローガンに掲げ、「挨拶」「歌声」「清掃」「部活動」に特に力を入れて取り組んでいます。
ただ大きな声を出すだけでなく、笑顔があり爽やかな挨拶を目標にしています。部活動対抗の挨拶キャンペーンを実施し、学校全体で素晴らしい挨拶を広げていこうとみんなで頑張っています。
各学期に1回、全学年が集まって歌を披露し合ったり、歌詞について考える歌声集会を開いています。そして、11月の合唱コンクールをめざし、各学級の生徒が合唱の練習に励んでいます。
10分間全く話さず無言で清掃する無言清掃を徹底しています。清掃を通して自分と向き合い、自己の内面までもきれいにしようという取り組みです。特に清掃の様子が素晴らしい生徒は、清掃模範生徒として表彰されます。
部活動にも熱心に取り組み、7月の総合体育大会では、女子バスケットボール部、女子バレーボール部、ソフトボール部の3つの部が県大会に出場しました。また、年に2度、学区が近い八千代中学校と交流戦を行っています。この交流戦には全部活動が参加するので、互いに学校を挙げて応援し、毎回熱い戦いが繰り広げられます。
地域との交流も積極的に行われています。先月は1年生が市内の老人施設を訪問し、合唱を披露しました。
学校図書館の利用率は、市内の中学校で1、2の高さです。生徒からのリクエストに応じて蔵書を選定し、漫画も所蔵されています。
心に残る手づくりの卒業式
八千代台西中学校の卒業式は、卒業生自らが運営する「手づくりの卒業式」です。
「どんな卒業式にしたいのか、在校生への願いは何か」を卒業生が考え、卒業生のプランに沿って在校生とともに練習を行います。本番の卒業式も生徒の手で運営されます。
「手づくりの卒業式」が始まったきっかけは、平成23年3月11日に発生した東日本大震災でした。この年、八千代市内すべての小中学校の卒業式は、人命尊重と安全確保を考慮して、保護者や来賓を招待せずに教室で行われました。
当時の小学校6年生は各教室で校長先生から卒業証書が渡されました。そして3年後、八千代台西中学校で、体育館で行う「初めての卒業式」を迎えたその生徒たちが、一生忘れられない温かい思い出にするために自ら卒業式をつくり上げる「手づくりの卒業式」を企画しました。
「初めての卒業式」は感動あふれる卒業式でした。その時の卒業生の思いは、今も後輩に引き継がれ、八千代台西中学校の伝統として続いています。
助けあい、支えあって前進 生徒会長・森口七夕葉
私たちの学校は4本柱をはじめ行事や生徒会活動など、どれも本当に活気的で、いいところがたくさんあります。そこで、今はそんな西中学校の良さを学校の外にも広げていこうという思いを胸に、様々な活動に西中生一丸となって取り組んでいます。
どんな活動も一人の力ではできません。お互い助けあって、支えあって、初めて実現できることや感じる達成感があります。
私たち西中生は、いつだって協力し合い、ともにいろいろなことを乗り越え前進してきました。これからも、今の西中の伝統を引き継ぎ、学校をより良くしていくために私たちは一歩一歩、歩んでいきます。今後どんどん進化していく八千代台西中学校を、皆さん、楽しみにしていてください!
校長の声
岸平和久校長 本校では、生徒の可能性を引き出すために様々な行事・活動を見直し、自主的・主体的な活動を積極的に導入しています。リーダーシップとフォロアーシップの大切さを指導しながら、学校づくりを進めています。日常生活では「挨拶・清掃・歌声・部活動」という4本柱を意識させるため、生徒をリーダーとする自治活動を奨励し「誰もが主役になれる学校」を目指しています。
一昨年度より、成功体験の集大成の場として、3年生で組織する卒業式プロジェクト実行委員会を立ち上げました。「手づくりの卒業式」を合い言葉に3年生や在校生への礼法や歌声指導はもちろん、当日の式の運営も生徒に主体的に取り組ませ、想い出に残る卒業式をつくらせることを目指しています。