所在地 | |
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成田市吾妻1-24 | |
交通 | |
JR成田駅西口1番線乗り場で千葉交通「吾妻経由、湯川車庫行き」に乗り、吾妻中学校前下車、約1分。 | ホームページ |
http://www.city.narita.chiba.jp/edu/jhs-azuma/index0000.html |
学校を囲む100本の八重桜
吾妻中学校は成田ニュータウン地区の東に昭和53年、開校しました。空港で働く人たちを中心に全国から移り住む人々の子どもを受け入れるのが主な目的でした。
学校の周辺は緑が多く、自然環境に恵まれ、春には学校敷地を取り囲むおよそ100本の八重桜が美しい花を咲かせます。
「次代をひらき、心豊かにたくましく、生きる力を身につけた生徒の育成」を学校目標に掲げ、国際理解教育や環境学習にも力が入れられています。さらに、学校には「挨拶は自分と他の心の扉を開きます」「清掃は環境と自分を美しくします」「時間厳守は自分と他の信頼を結びます」の3つの約束があります。
成田ニュータウンの膨張とともに生徒数が増え、一時は700人を超える生徒が在籍しましたが、現在は少子化の影響で、9学級215人と、どちらかというと小規模校になっています。しかし、体育祭などの行事には、生徒数の何倍かのエネルギーを感じさせるパワーがあります。
今年度から、吾妻中学校と学区の小学校が、義務教育9年間を通して生活面や学習面について連携していく学区小中学校連携がスタートしました。中学の先生が小学校で授業をしたり、生徒代表が小学校で学校説明会を行い、小学生は中学校の学校行事に参加するなどの交流を行っています。
また、吾妻中学校の3つの約束は小中連携事業に生かされ、小学校から9年間、続けてほしい約束になっています。
子どもが通う学校環境を良くしようと、PTAの活動も活発で、バザーや奉仕活動の運営に積極的に取り組んでいます。
リサイクル活動で環境学習
吾妻中学校の地域連携の一つに「リサイクル活動」があります。年に一度、自分が住んでいる地区の再生可能な資源となるペットボトルや新聞紙などの再生を目的として回収しています。リサイクル活動を通して、地域の一員としての自覚を高め、地域社会への奉仕の精神を養うとともに、環境問題を考え、積極的に、リサイクル活動に参加する姿勢を養うことを目的としています。
事前に、各地区に住んでいる3年生の地区長が、地区の自治会長さんに依頼します。また校内で地区長を中心に地区生徒会を開催し、当日の予定を立てます。そして、生徒自身が近所にチラシを配布し、呼びかけをします。
リサイクル活動当日は、近所の方に「ご苦労さま」と声をかけられるなど、地域の方とコミュニケーションも取れているようです。地域づくりとともに環境教育としても大いに役立ち、貴重な機会となっています。
また、吾妻中学校がある地区は、防災についての教育が盛んに行われています。中学生も学校で学んだ防災への知識を生かし、地域コミュニティの一員として、いざという時に備えています。
夢と希望と感動のある学校 生徒会長・若林祐那
私の通う吾妻中学校では、この数年、男子が生徒会長でした。でも、女子が積極的に立候補したため、生徒会本部役員7人中5人が女子という結果になりました。
「女子に生徒会長ができるのか」「女子ばっかりの生徒会本部で大丈夫か」と思う人がいるかもしれません。でも、逆に考えれば今までにないことができるような気がします。
もちろん不安やプレッシャーもたくさんありますがみんなと協力して吾妻中学校がもっと楽しい学校になるために頑張っていきます。皆さん、よろしくお願いします。