所在地 | |
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柏市高柳995 | |
交通 | |
東武野田線の高柳駅より徒歩10分。ちばレインボーバスでは蟹打バス停下車、徒歩5分。東武バスイースト利用の場合は高柳バス停下車徒歩12分。 | ホームページ |
http://www.chiba-c.ed.jp/takayanagi-h/ |
創立30周年、誓い新たに
柏市の東に位置する沼南高柳高等学校は昭和59年に開校し、生徒、教師、職員が力を合わせて、学校の歴史を一から積み重ねてきました。昨年、創立30周年を迎え、本年10月18日に記念式典を開催してこれまでの道のりを振り返り、未来に向かって更なる発展への誓いを新たにすることにしています。
勉学に励む614人の生徒が胸に刻んでいる校訓は「自律」。生徒一人ひとりが自己の可能性を見つめ、知(確かな学力)、徳(豊かな心)、体(心身の健康)の調和を大切にしながら、自分より他人の幸福を願う利他の精神を忘れない人に育ってほしいという願いが込められています。
学校の所在地は平成17年に柏市と合併するまで沼南町でした。学校の名前と旧沼南町の木・シイの実を図案化した校章にその歴史をとどめています。
授業は「分かる授業」を重視して進められます。1学年では数学で習熟度別授業が行われ、英語と国語は少人数授業で進められます。
さらに生徒一人ひとりの適正、能力、興味、関心を育て、個性を生かす教育を推進するために、2学年から総合、芸術の2コースが設置されています。
芸術コースでは書道・美術・工芸・音楽などの専門科目を2年間で10単位取得します。同コースで学ぶ生徒にとって最大のイベントは毎年1月に県民プラザで開催される卒業展覧会、卒業演奏会で、3年生はこの日に向けて腕に磨きをかけます。
美化活動が活発なのも特色です。授業終了後、生徒全員で清掃に取り組み、校舎内外の美しさは来校者から賞賛を集めています。 なお、創立30周年を機に、今年入学の1年生から新しい制服が採用されました。男女とも胸に校章が入ったブレザー、女子はチェックのスカートで、生徒たちに好評です。
下総航空基地内をマラソン
生徒一人ひとりの個性に適合する進路の実現のために、1学年から計画的にキャリア教育が行われます。
その一貫として体験活動が重視されています。総合的な学習の時間などを活用して「福祉分野」「環境分野」「教育分野」の3分野に分かれ、学校外の各施設で社会貢献体験活動が実施されます。自らの体験を通じ、勤労、社会貢献の尊さや喜びを体得させ、望ましい勤労観や社会奉仕の精神を養い、他者と共に生きる自己の在り方・生き方について考える機会になっています。
放課後の部活動も盛ん。野球・サッカーといった運動系の部活動のみならず、美術(昨年度、全国高校総合文化祭千葉県代表)・書道(高野山競書大会毎日新聞社賞受賞)をはじめ、演劇・吹奏楽部も意欲的に活動しています。
1・2年生が行う校内行事に近くの海上自衛隊下総航空基地内を走るマラソン大会があります。このマラソン大会に出席するためには、体育の授業中に学校の周りを指定回数以上、走破しなければなりません。ノルマを達成しないとマラソン大会に参加できず、体育の単位がつかないため進級できなくなってしまいます。このためノルマをこなそうと、放課後や早朝に学校の周りを走る生徒の姿が見られます。
学校の愛称は「沼高」(しょうたか)。自然に恵まれた環境の中で生徒はゆったりとした高校生活を送っています。
家族のような学校 生徒会長・岡田涼祐
沼南高柳高校の生徒は明るく、先生方も優しく接してくださるので、学校が一つの家族のような雰囲気に包まれています。
授業だけでなく、生徒会活動、部活動などで、自分自身の可能性を最大限に発揮することができる学校です。
中学生のみなさん、沼南高柳高校の「家族」になってみませんか。
校長の声
内藤政広校長 本校は、豊かな自然の中に立地し、冷暖房完備の清潔な学習環境を有している学校です。基礎から学習したい、心優しい生徒たちと明るく落ち着いた雰囲気の中で学び直しがしたい、そう考えている中学生のみなさん。ぜひ本校へ見学に来てください。いつでも歓迎します。