船橋市立豊富中学校

所在地
船橋市豊富町12
交通
新京成電鉄三咲駅を下車し、「セコメディック病院」行きのバスに乗車、「アンデルセン公園」で下車、正面。
ホームページ
http://www.city.funabashi.chiba.jp/gakkou/0002/toyotomi-j/index.html

アットホームな雰囲気

 船橋市立豊富中学校は戦後の学制改革に伴い、昭和22年に千葉郡豊富村立豊富中学校として、生徒121人(4学級)、職員5人で開校しました。

 昭和29年に豊富村が船橋市と合併したため、現在の船橋市立豊富中学校と改名され、校章及び校歌も制定されました。その後、学区の住宅化が進み、生徒数が増えましたが、その都度、大穴・古和釜・坪井地区、八木が谷地区、小室地区を学区から分離したことで生徒数の増減を繰り返し、現在は生徒数126名(6学級)、職員数21人の比較的小規模の学校になっています。

 学校の隣には広大なアンデルセン公園と県立船橋県民の森があるほか、農地も数多く残っていて、豊かな緑に恵まれています。

 「目標をもって、自ら学び、主体的に判断し、よりよく問題を解決できる生徒」「自らを律し、他を思いやり、感動できる生徒」「たくましく生きるための健康な心と体をもつ生徒」を育てることを目指しています。

 「開かれた学校づくり」を推進するために、教師と保護者が交流する行事が多数企画され、お互いに意見が言いやすい環境づくりを心がけています。保護者会ではイベントを用意していますので、是非、多くの保護者の方々に来校していただき、豊富中のアットホームな雰囲気を体感していただきたいと思います。

感謝の気持ちを大切に

 小規模校のため、運動部5つ文化部2つと、他校と比べてその数も部員数も少ないですが、部活動では好成績を残しています。

 今年度、市総体では女子柔道部が団体戦で準優勝、体重別個人戦の2階級で優勝と準優勝をしたほか、男子ソフトテニス部も団体戦優勝を飾り、それぞれ県大会進出を果たしています。

 そんな中、残念なのが駅伝大会で成績が振るわないことです。船橋市では10月に総体駅伝、1月に男子の成人の日記念駅伝、2月に女子駅伝が行われます。豊富中はかつて6位入賞を果たすなど、市内でも上位の成績をキープしていましたが、最近はいずれも20位以下という成績が続いています。

 駅伝強豪校復活を目指して、昨年11月からすべての運動部が朝練習の20分間、持久走に取り組んでいます。駅伝だけでなく、すべての運動部に共通の体力向上を目指しての試みですが、徐々に3キロメートルを目標タイム内で走りきる生徒が増えてきました。

 また、「感謝の気持ちは、切羽詰まった試合状況になったとき、必ず自分達の力を高めてくれる。だから普段使わせていただいている場所を、感謝の気持ちを込めて清掃しよう」という顧問の呼びかけに応え、毎週水曜日は奉仕活動の日と部長会議で決められ、すべての部員が清掃に打ち込んでいます。

「一志礼結」スローガンに 生徒会長・玉井開

 僕たち豊富中学校生徒会スローガン、「一志礼結」について説明します。まず、「一」は、一人ひとりを表し、「志」は高い志を意味します。「礼」は礼儀をもって、「結」は百人の力を結びつけようという意味です。

 まとめますと「一人ひとりが高い志と礼儀をもって、百人(全校生徒)の力を結びつけよう」ということです。このスローガンは昨年発表され、生徒一人ひとりがこのスローガンを守ることによって、よりよい学校生活を送ることを目指しています。そして、この伝統を僕たち生徒会が受け継ぎ、いつまでも、よりよい学校であり続けることを誓います。