所在地 | |
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匝瑳市八日市場イ1630 | |
交通 | |
JR総武本線八日市場駅から徒歩15分、駅からJRバス成田行き(一部の多古行き)に乗車し、「匝瑳高校下」で下車するとすぐ。 | ホームページ |
http://www.chiba-c.ed.jp/sosa-h/ |
世界と勝負できる人間育成
千葉県立匝瑳高等学校は九十九里平野の中ほど、遠く太平洋を望む自然環境豊かな下総台地の高台にあります。歴史は古く、地域唯一の県立旧制中学として大正13年(1924)に創立。今年で90周年を迎えた匝瑳高校は「匝高」(そうこう)の愛称で呼ばれ、海匝地区の中心高校として育まれてきました。
男女共学で、全日制と定時制があります。全日制の定員は普通科240人、英語科40人、理数科40人の併せて320人。平成14年4月に、それまでの3学期制から2学期制に移行しました。
普通科は2年生から理系と文系に分かれ、英語科生徒は3年間で英検2級取得を目標に勉強に打ち込んでいます。理数科生徒は大学との交流事業が企画され、また、国や県が主催する理数系研修会に参加するなどして実力を磨いています。
24年3月までの卒業生は2万6194人。政治家、経済人、公務員など社会の各分野にさまざまな人材を輩出しています。亡くなりましたが、テレビの「ちい散歩」で人気があった俳優の地井武男さんも卒業生の一人です。
「至誠・剛健・快活・高雅」を校訓として掲げています。もともと「至誠・剛健・快活」でしたが、昭和23年3月31日に中学から高校へ生まれ変わり、男女共学になったのを機に、「高雅」が付け加えられました。文武両道の精神を大切にし、「社会に貢献し世界と勝負できる人間の育成」が目標です。
校章に蔦(つた)がデザインされ、文化祭の名称にも取り入れられています。旧制中学時代の校舎が自生した蔦で覆われていたところから、今でも学校のシンボルになっています。
通学にバイク利用も許されているのも、珍しい特色でしょう。事故が起きないように、警察署や交通安全普及協会、教習所の協力を得て、教習コースを使っての「バイク実技講習会(2、3年生対象)」が行われています。
年3回、マナーアップ週間
生徒の自主活動に年3回のマナーアップウイークがあります。それぞれ1週間、標語を校内に掲示し、服装や態度、身だしなみなどを互いに注意しあってマナーの向上を目指しています。
ボランティア活動も積極的に行われています。東日本大震災の時には、生徒有志20人が東北の物産を市場で販売し、売上金を被災者に寄付しました。
サザンリージョナルハイスクールと姉妹校の契りを交わしています。同校と千葉県の姉妹県州である米国ウイスコンシン州のリンカーンハイスクールの2校と、交互に交換留学を実施。春休みに2週間ほど、現地高校に通う同世代の生徒の自宅にホームステイし、海外での高校生活や家庭生活を体験します。夏には、海外の学校から短期留学の生徒がホームステイをして本校を訪れ交流を楽しんでいます。
部活動も盛ん。生徒の80%以上が部活動に加入しています。弓道部は平成23年度、女子団体で「関東大会」に出場、男子団体は「インターハイ(岩手)」、「国体関東ブロック」に男女各1人が出場。「おいでませ!山口国体」にも男子団体に出場しました。ソフトテニスは男子2組が「関東大会」に出場し、ハイレベルの戦いを繰り広げました。
美術部は個性を発揮した「立体作品・油絵」を「平成23年度全国総合文化祭(福島)」に出品し、多くの人々から賞賛されました。
様々な場面で自分を成長 生徒会長・木内真帆
私は、1年生の時に生徒会に入り、2年生から生徒会長に就きました。人前で話したり、様々な場面で人と関わったりと日々貴重な体験をさせてもらっています。
私の場合は、生徒会活動でしたが、自分を成長させる場は他にもあります。匝瑳高校では進路指導が徹底しており、先生方がとても親身になって相談にのってくださいます。
もちろん、勉強だけでなく、部活動や学校行事なども盛んで、様々な場面で仲間と共に自分を成長させることができます。
皆さんもこの匝瑳高校で有意義な3年間を過ごしてみませんか。